映画「黒帯」試写会に行ってまいりました。

映画「黒帯」試写会に行ってまいりました。
試写会に行くというのは初めてのことなので、非常に緊張してしまいました。
試写会の様子などは有名な映画の場合ですとTVでよく見ます。
もしかしてあれみたいに、試写会に集まる有名人達に混じってインタビューなんて受けちゃったりして!
むはー!生ぬるい情熱がみなぎってまいりました!
タキシード着ていかなくちゃ!
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と言うことで、師匠と2人で行って来ました。
場所は渋谷のシネカノン試写室(東京・渋谷 映画館「シネ・アミューズ」下)。
入り口にはたくさんの大きな花輪と詰め掛ける報道陣。
って、あれ?
なんにもないですね?
すいません、なにか勘違いしていました。
実際にはこじんまりとした、4行8列の32人で満席の、本当に試写室ってかんじの部屋でした。
くだらないことを延々と書いてしまいました。
本題に参りましょう。

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公開前なので、ストーリーについては書きません。
皆さんの興味がある、アクションについて書きます。
この映画は柴原英賢という空手家のもとで修行する3人の弟子の物語です。
その師匠が病死するときに、弟子達に継承者の証である「黒帯」を託します。
その黒帯を誰が継ぐか、誰が継承者にふさわしいのか、それぞれが自分の信じた道を進みます。


3人にはそれぞれ、性格などに特徴があります。
義龍(ぎりゅう:八木さん)はアクション量少なめ。
「守る男」という役柄のせいもあり、受けばかりです。
いろいろな受けを見せてくれます。
弧拳の受けに痺れました。


大観(たいかん:中さん)はアクション面ではダントツの主役。
「攻める男」のとおり、攻撃も受けもあります。
合わせ突きに痺れました。


長英(ちょうえい:鈴木さん)はアクションはほぼ無し。
「見ている男」です。もっとも空手の専門家ではないため、上記2名に比類する動きは難しいでしょう。
えーっと・・・正面蹴りに痺れました。


八木さんと中さんは空手家であり、役者ではありません。
しかし、セリフの棒読みと言うことも無く、演技面では問題ありませんでした。
とくに中さんのかっこよかったです。
八木さんは守る男という役柄のため、派手なアクションが少ないため、ちょっと損していますね。
弧拳の受けや頚動脈への逆水平の手刀、喉輪など、普段の練習や試合では使わないような技がいくつか見受けられました。
こういう実戦的な技を見れたのは良かったです。
残念ながら、それほど上映館は多くはありません。
大ヒットする、大衆受けする映画ではないかもしれませんが、八木さんと中さんの動きを見たい方は万難を排して映画館へ歩を進めよ!


2007/10/13公開
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西冬彦オフィシャルサイト
自主制作短編映画「黒帯」
上記オフィシャルサイトの「創」WORKS → 短編「黒帯」 TRAILER
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