少林寺「日本人に完敗」はデマ、サイトに書き込みの人物「作り話」と謝罪
少し前にあったこの記事、そのまま消えてしまうという大方の予想を裏切り、最近になって続きが報じられました。
中国武道、少林拳発祥の地として知られる河南省の少林寺が「日本人の武道家に道場破りされた」とする書き込みが中国の主要ウェブサイトに掲載され、少林寺側は「悪質なデマ」と否定の声明を出す騒ぎがあった。
そもそもネットの書き込みなんて、なんの信憑性もありません。
しかもこの「日本人の武道家」は忍者の末裔という話でした。
日本人から見れば「そんなアホな!」という内容でしたが、言われた少林寺も巻き込んで大騒ぎになっていたようです。
海外での忍者の扱いって、スーパーマンですからね・・・
書き込みはこの日本人を「忍者の末裔(まつえい)」とも描写。少林拳が完敗したとの衝撃的話題は関心を呼び、河南省の地元紙「河南商報」(電子版)によると、閲覧者は書き込み掲載後の3日間で4万4000人を超えた。
こんな与太話が衝撃的話題というのもすごいです。
まあ、向こうのニュースをこちらの記者がふくらませているのもあるでしょう。
ダンボール肉まんの件があるので、向こうのニュースは何を信じていいのかわかりませんが・・・
で、結局このようなオチが
書き込みをした人物はその後、サイト上で「作り話だった」と謝罪し一件落着したが、一時は「映画出演など金もうけばかりに熱心だから、日本人に負けるんだ」などと少林寺を批判する声が続出、反響を呼んだ。
一件落着してよかったですね。
少林寺がムキになって対応するから火が大きくなった気がしますがね。
ネットの書き込みにいちいち反応していちゃ、きりがありません。
それよりも、こんな稚拙な書き込みで批判する声が続出って言うのは、そもそも騒動の下地があったんでしょうね。
と思って、最後の文を見たら
これに対し、少林寺の担当者は実際に挑戦者が現れた場合は「中国の尊厳と名誉」を懸けて受けて立つ、と話している。
うわぁ、別の意味で火を消す気が無い~~
誰か挑戦を!
ぜひ忍者と名乗って!
そして勝ったら「5年後にまた来るでござる」って言ってください!
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